高松市沖「男木島」訪問記20240603

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高松市沖の「男木島」へ6月3日(月)に訪問する機会を得ました。
男木島と言えば、六島まちづくり協議会で2015年3月に訪問させていただき、10年経ちます。

JR高松駅からのアクセスも良くて、各島へ接続もスムースで施設も整備されています。
しかし、駐車場施設が割高とのことでしたが、今回は一番近い駐車場を確保したところ、何と7時間駐車で2,100円でした。

10:00発の女木島・男木島行きに乗って女木20分・男木40分の船旅です。

2015年3月 六島まちづくり協議会で男木島を訪問した時のブログです。

瀬戸内ど真ん中!笠岡諸島 : 熱い!男木島へ六島から武者修行!! (livedoor.jp)

瀬戸芸の島とあって、船の外観、船内も統一感があって素敵!40分の船旅も一瞬な感じ。

毎日、観光客がやってくるのか、お土産や昼食の屋台が営業していた。

中にはこんな感じの猫マニアのためのショップも土日は開いているみたい。月曜日なので閉まっていた。

モダンな感じの建物ですが、これは小学校の体育館です。瀬戸芸で外観がリニュアルされた感じです。

体育館の上の高台に建設されたのが男木島小中学校です。

昼に合わせて、お話をお伺いする福井さんが運営される元郵便局の拠点へ。

12時ごろから福井さん手作りの昼食をいただきながら、14時ごろまでお話をお伺いする。
シンプルだけど100%島素材でもてなそうという想いを感じた。

男木島図書館、10名程度の団体の方が利用されていました。

今回は福井さんのお話をお聞きするのがメインだったのでいろいろとお話をお聞きすることが出来た。
福井さんは2013年の瀬戸芸に関わることで「このままだと、自分のふるさとが無くなる。」と危機感を覚え、自分の子どもが男木島で暮らしたいとの意思表示で背中を押され、学校再開の必要児童数確保し、あらゆる取り組みで学校再開にこぎつけた。

福井さんの言葉の中で、大阪でのIT関係の仕事にも大いに遣り甲斐があったが、自分の代わりになる人はいくらでもいたけれど、男木島の活性化、小中学校の再開については、自分以外に出来る人はいないと思って取り組んだとおっしゃっていた。
「今しかできないこと」「自分にしかできないこと」このキーワードで10年間がむしゃらにやって来られた。
現在では150名程度の島にUIターンが半数程度までになって「奇跡の島」とも言われている。
行政も、小中学校の建設、光ファイバー中心網の敷設などかなりの設備投資を行っている。

福井さんの話の中で、小中学校再会が短期間で実現し、福井さんへの期待が増す中で、これまで80代を中心とした自治会組織が孫的な存在である40代の福井さんにその運営を託すことになった。しかし、それからの60代のシニアのUターン者からはその変貌を受け入れる度量もなく反発されて一時は自治会組織から降ろされるという事態も経験しながら現在に至る。

離島の可能性!①通信網の整備で現在のIターン者のほとんどが在宅ワーク。②数から質やテーマを掲げてのUIターンの促進(地元の文化伝統を重視した地域型教育の推進)
➂現在の暮らし方・教育に疑問をもつ若者への新たなる提案。

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