公務員時代の思い出シリーズ①

公務員時代の思い出

笠岡ぐるっと博2012(経済観光活性課)

2回目の観光課配属は平成22年4月異動でした。平成13年4月からの島おこし海援隊が何と9年で、そのあとでした。ここへもそれから5年間在籍しました。

2012年は笠岡市制施行60周年の節目にあたり、記念事業を企画せよ!ということで、市内の飲食店をスタンプラリー形式で食べ歩く「ぐるっと」博という企画を提案し、予算化され実施しました。

市内飲食業者へ参加の呼びかけをし、第1回は約60店舗の参加がありました。各店舗の一押しメニューと店舗情報をパンフレットにまとめ、9月から11月の3か月間でスタンプを集め、賞品として「100人の宴」として、地産地消の食材を駆使したコース料理を50組100名様に振舞うというものでした。

また、関連事業として笠岡諸島の「しまべん」を手掛けた経験から、今度は「ココ弁」となずけて、ココの地域限定の弁当コンテストを実施したり、ぐるっと博のグルメリポーター「ぐるっとガール」や「ぐるっと博ミニツアー」などを1年通じて実施しました。

概ね好評でした。特にスタンプラリー形式なので日ごろ行く事がない店へも気軽に行けて、新しい発見がありましたという意見が多く聞かれました。
また、ココ弁コンテストでは、新山の栄養委員会の皆さんが数点お応募いただき、最優秀・優秀賞を総なめしました。また、100人の宴では、受賞された新山栄養委員会の皆さんに裏方のお手伝いをしていただき大変お世話になりました。

何をおいても嬉しいことは、私が携わったのは立ち上げの年だけだったのですが、2022年の市制施行70周年、今年2023年も引き続き「笠岡ぐるっと博」のスタンプラリーの事業が継続して行われていることです。今では若者向けにスマホでの認証機能も充実してるようです。

「100人の宴」の発想は、単純に大勢の市民の方々と一緒に60周年を祝いたいという想いと全国ぼうさい朝市を通じて、元大阪第一ホテル総料理長の古庄浩シェフと知り合いになり、地域食材をプロのシェフの腕で調理し、地元の人に味わっていただきたいという想いでした。
当時、古庄シェフが笠岡グランドホテル・道の駅「四季彩」の両シェフの声をかけて「笠岡食材のフルコースメニュー」を作り上げました。

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